宮司の挨拶

台風21号による被害につき

H30-09-26 / 237話

多くのボランティアの皆様

早々に、お見舞いや寄付金 ご支援金など ご協力 ご清援いただき 洵に 有難う御座いました

御陰さまで、ただいま、あとかたづけに専念しております。

 今回の被害は、境内糺の森の樹木120数本。なかには、樹齢300年から、400年もの20数本が含まれていました。

 社殿は、御蔭神社西本殿、御本宮直会殿、御文庫、御料屋のお屋根、板壁、漆喰壁、床廻りの床板、高覧、木階のほか、築地塀、付属の工作物など、多数の被害をうけました。

 しかしながら、七十七棟に及ぶ文化財指定の社殿は、大きな被害もなく無事でした。おそらく糺の森の樹木が守ってくれたものと存じます。

 後は、倒木を整理し、材になるものは、製材所へ、そうでないものは、チップに加工して烏の縄手に敷く材料にします。社殿の修理は約一年半ほどかかりますが完全に修復したいと思っています。それから、倒木の復旧のため、苗木ではなく、20年から30年ほどの成木を二百本植栽して林相の回復をしたいと計画しています。

 今後とも宜しくご清援の程 お願いいたします。