下鴨神社の境内糺(ただす)の森(もり)は関西ラグビー発祥の地。
日本初のラグビー部が創設された慶應義塾の学生が、明治44年(1910)旧制三高(現京都大学)の学生に糺の森でラグビーを教えたのが始まりであるとされます。 その場所には「第一蹴の地」の石碑が建てられ顕彰されています。石碑の横にある「雑太社(さわたしゃ)」は、ラグビーの神様として広く崇敬され、このラグビーの聖地には世界中から多くのラグビーファンが訪れています。
本会は、ラグビーワールドカップ2019日本大会の協力や、タグラグビー大会や講演会の実施など、我が国のラグビー界の発展と向上、また後進の育成と強化に協力するべく活動を続けております。 悠久の歴史を有する世界遺産にも登録された下鴨神社は、国宝・重要文化財など多くの文化財を抱え、日本のみならず世界共通の宝でもあります。
そのような場所で日本のラグビーが始まったことも、大いなる歴史の一ページでありましょう。 本会の活動は、ラグビーを通じて、我が国が世界に誇る文化財の保存と継承の一端を担うものともなります。